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ホーム

「故郷」について、もう少しクローズアップしてみる。

やっぱり実家ってなー、いつ帰っても良いものだと思った。
この年齢になって言うのもちょっと照れくさいけれど、
絶対的な安心感があるね。
僕はなんだかんだ、家族が好きだ。
ラッキーだったと思う。

いずれにせよ、
「還る場所」があるのは、幸せな事だ。

いつかは誰もが「ホーム」に還る時が来る。
例えそれが、生まれ育った場所でなくても。
雲として生を受けた水分が、
やがて海へ還る様に。
そして、また雲になり、川は流れる。

いってみれば旅人みたいなモノで、
道中、様々な出来事があり
その中で数え切れない出会いや別れがあり、
時には道に迷ったり間違えたり、トラブルもあるだろう。

そして、いつか「ホーム」の意味が増える瞬間が来る。

今までの旅で得たモノを抱え、
落としたモノにオモイを馳せながら思い出を増やしていき、
いつかどこかに、「安住の地」を見出し腰を下ろす。
そこに自らの「ホーム」を築く。
その瞬間、今までは自分に与えられるモノであった「ホーム」が
自らの拠点となり、家になる。その瞬間、「還るホーム」を持ちつつ、
それとは別に「守るホーム」を生み出す事になる。
「守るホーム」はやがて、自分の子の「還るホーム」となる。
そして、いつかどこかでその子供も「守るホーム」を築く時が来る。


あくまで個人的で、一方的な捕らえ方だけど
僕にとっての「ホーム」とは、そんな印象だ。


そして思うのは、
はたして僕がいつか「守るホーム」を持った時、
僕の子供が安心して還ってこれる様な
暖かい居場所を創り、守る事ができるだろうか・・・。
by karasimutard | 2005-09-21 16:39 | ♪一言
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