気付いた事。

僕はどうして今まで詞を書いていたのか。

詞を書いて、その先に何をしたかったのか。

「世界は意外と素晴らしい」とか、

「自分が笑えば、世界は笑ってくれる」とか、

そう思っていた。

もちろんそれは今でも変わらない。

だけど、もっともっと、

根底にある部分・・・。



今度こそ、嫌われてしまうかもしれないけど、


正直な気持ちを、書きたいと思います・・・。





ずっと自分でも言葉にはできなかったオモイ。









自分には何もないと思っていました。
そして、本当に何もなかったのだと思います。

勉強もダメ。
さっぱりわからない。
鳥肌が立つくらい頭が悪い。

絵もダメ。
まともに人間の体が描けない。

スポーツも、野球は人並みだけど、
ちゃんと高校野球とかやってた人とは比べ物になんてならない。

仕事もダメ。
怒られてばかり。
専門時代からずっとそう。
料理の才能はまるでない。

文章もダメ。
今更言う事でもないけど、
ごらんの通り、上手くもなんともない。

顔もダメ。
不細工を絵に描いたような顔。

歌もダメ。
音痴ではないと思うけど、
人を感動させるような歌声じゃない。

楽器もダメ。
ギターとかベースとかやってたけど、
まったくもって上達しないし、
ヘタクソも良い所。


何やっても長続きしないし。



コンプレックスのカタマリ。



だけど、詞だけは。
詞だけは、唯一他人に「特技だ」って言えるモノだった。
僕の中で唯一、他人に褒めてもらえるモノだった。

何やっても長続きしない僕が、これまで10年も作詞を続けてこれた。

他のは全部ダメだけど、詞だけは誰にも負けない、と思っていた。


自信があった。
その頃は。



「作詞しようよ」のサイトに初めて行ったのは、去年の8月くらい。
今まで詞を褒めてくれてた他人のほとんどは作詞をした事がない人たち。
言ってしまえば素人中の素人。
だけど、あのサイトにはアマチュアであれど、ただの素人ではない人たちばかり。
そんな人たちの中で、自分が自分の作品を出したことはなかったから、
すごく嬉しかった。
作詞をしている人が、僕の詞を呼んだらどう思うのか、というのは
常々知りたいと思っていた。


載せてみた。

レスがあった。

気に入ってもらえたみたいだった。

嬉しかった。

最高に嬉しかった。

レスが増えるたび、それに比例して嬉しかった。




僕は自分には詞しかないと思っていた。
だから誰よりも上手くなりたいと思っていた。

誰よりも多くの人から評価されたいと思っていた。
それがなくては、僕の価値はゼロになってしまうから。


自分では、自分の詞が良いのか悪いのか上手いのか下手なのか分からなかった。

レス数=詞の出来の良し悪し、だと思っていた。


毎日の様に書いた。
少しずつレス数は増えていった。

そして他の人の詞を読んで、勉強させてもらった。
中には、ホントに大好きな作家さんもたくさんできた。
名前をあげたらキリがないくらい。
そして僕らは少しずつ友達になっていった。


楽しかった。
ずっと、もっとたくさんの人と「作詞」について触れ合ってみたいと思ってたから、
それが叶って、すごく嬉しかった。
それまでずっと1人で書いてたけど、
その頃よりもずっと自分で納得いける詞が書けるようになっていった。

そしてストーリー詞のシリーズを書くようになった。
たくさんレスがつくようになった。
嬉しかった。
たくさんの人から認められていると思った。
僕には価値があると思っていた。



だけど、いつしか僕はストーリー詞を書かなくなった。
「これは、僕自身の事ではないのではないか。
みんなレスをくれるのは、僕に価値があるのではなく、
この主人公達に価値があるからなのではないか。」
そう思う様になった。
僕は、「僕の中の誰か」の詞ではなく、
「僕自身」の詞を書きたくなった。

それから、「僕の中の僕」を深く追い続けた。
「自分の詞」を書かなくては、と思った。
「僕」に、本当に価値があるのかどうかが知りたくなった。


悩んだ。

悩んで、悩んで、苦しんで、

ストーリー詞を書くのをやめた。



レスが少なくなった。

ぞっとした。

やはり僕には何も価値はないのか?

認めたくなくて、それから躍起になって書き続けた。

レスはますます減っていった。

もちろんちょうど受験や卒業のシーズンだったから、
レス数が減ったのは、僕だけではなかったと思うけど。

ちょうどその頃、
友人の死や、
恋人ができた事、
自分に素直になれなくなっていた事、
他にも色んな事が重なって、詞を一時期辞めた。


そして復帰してからも、
「僕」の詞を書き続けたけど、
迷うばかりで、自分にも素直になれず、
上手くいかなかった。


詞を書く度、辛かった。
悲しかった。
苦しかった。



それは今も続いていて。



僕は僕が嫌いだ。

僕には何一つ、自分を好きになれる要素がないからだ。

だけど、詞だけは、
と思っていた。

だから、詞を書き続けていた。

コンプレックス。

それが僕の理由。


でも、それすら自信を失くしていた。
僕には何も価値はないと思っていた。

僕は、この世界には必要ないと思っていた。





だけど、それでも、

僕の事を必要だと言ってくれる人がいる事を知った。

僕の事を、

好きだと言ってくれる人がいるのだと、改めて気付いた。


確かにレス数は減ったかもしれないけど、
だけど、答えてくれる人がいる。
そして、より深い所で何かを感じてくれている気がする。。。

ようやく、それに気付きました・・・。


レス数=詞の良し悪しではないのだ、と。





今まで、レスをくれた方々へ
いつも抱えきれないほどの感謝を抱いています。
本当にありがとうございます;;



それなのに、
数がどーのだと気にしていて、
申し訳ない気持ちでいっぱいです。。。


本当にごめんなさい;;




でも、最後に聞かせてください。



ねぇ。




僕は「詞」以外にも価値がある人間なの?

僕は、こんな僕のコトを好きになっても良いの?


僕は、この世界にいても良いの?




もし、「YES」と答えてくれるならば、

僕は僕の事を、ほんの少しだけだけど、

好きになれるかもしれない。

僕の価値。

誰かが教えてくれるならば、


「詞」以外にも、僕は価値があるのだと、もしするならば、
そしてそれが、ゆるぎない自信に変わるのならば・・・





もう、苦しまないで、
詞が書けそうな気がします。。。
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by karasimutard | 2005-06-10 03:02 | ♪一言
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