カテゴリ:☆手をつなごう( 5 )

夕暮れに出会ったゴーストと僕の会話

曖昧に色づいていく空 
その真下
僕は曖昧にぼやけていく

そんな僕の肩を叩く
これまた曖昧なやつ
「やぁ。どうなのよ?」
なにがどうなんだか

これが僕とゴーストの出会いだった


唄いたい事をただ唄うだけ
その通り
そこには迷いなんてないハズ

でも見事に迷ったんだ
心がカラッポになる
「なぁ 寂しいな」
肩に置かれた手は

ゴーストらしく透き通って見えた

どれだけ振り払っても
どれだけ無視してても
ゴーストはついてきた
だから しょうがないから 

しばらく一緒にいる事になったんだ

あまり喋らなかったけど
ゴーストは
時々僕に囁くのだった

「この世界を見てみろよ
夕暮れは赤いんだ
全てが 一瞬だけ
この世界を染めるんだ」

その時間がゴーストは好きだと言った


信じてきたモノがどこかで
揺れていた
ゴーストの様にふらふらと

「ボクはキミ自身なんだ
キミが揺らいでると
ボクも 透けていく
でもキミが信じるなら・・・」

ゴーストは寂しそうに笑うのだった

「それでも怖いのかい?
それでも迷うのかい?
ボクはキミ次第だよ
だけど信じるのなら・・・」

カラッポの僕の心が少し痛む



ゴーストが好きな時間
全てを染める夕暮れ
僕もこの時間が好きになっていた



どうすれば良いの?
どうすれば信じられるの?

「簡単さ 

迷いながらでも

揺れながらでも

ただ ボクの事を忘れないで

僕との出会いを思い出してくれれば良い

ボクはキミが作ったんだよ

ボクはキミの夢のカタチなんだよ。。。」



そう言って ゴーストは
カラッポだった僕の心に
帰っていった



真っ赤に色づいてく空
その真下
僕はハッキリと眺めていた

そんな僕の胸に響く
ハッキリした君の声
「やぁ。どうなのよ」



大丈夫

大好きだよ

君のコト
[PR]
by karasimutard | 2005-05-04 05:00 | ☆手をつなごう

おやすみマフラー

よく晴れたとある春の日
ようやく僕はマフラーに
おやすみを言って
クローゼットにしまった


くるくる回る つまらない事
そればかりを考えていて
公園で 午後を暮らしてた

とろとろ眠る くしゃみで起きる
面白い事を求めて
夢中で 空に手をふってた


首の長い長いキリン
鼻の長い長いゾウ
耳の長い長いウサギ
みんな みんな 優しく包む 長いマフラー

そんな事ばっかり 考えてた


どこまで続く 螺旋の中で
心捉えて離さない
この世の果てを見たことある?


きらきら光る 僕を守る
ふらふら歩く 僕を照らす

なんて暖かいんだろう


首の長い長いキリン
鼻の長い長いゾウ
耳の長い長いウサギ
みんな みんな 優しく包む 長いマフラー

そんな事ばっかり 考えてた

話が長い長い僕
お口にチャック マフラーどうぞ ありがとね



よく晴れたとある春の日
ようやく僕はマフラーに
おやすみを言って
クローゼットにしまった

ありがとね
おやすみね
大好きだよ



また冬に会いましょう
[PR]
by karasimutard | 2005-05-04 04:59 | ☆手をつなごう

ハートスターバルーン

星空を見てた
一つ流れた 音がした
何も願う事は思いつかなかったけど
ただ 綺麗だと素直に感じた

君は泣いてる
ナミダ流れた 音がした
何も言う事はできなかったけど
ただ 想像は歪な形のまま


膨らんでいく


そんなに泣いてどうしたの?
そんなに走ってどこいくの?
君の行く先に幸福がありますように
一番大きな風船を 君にあげる


星空を見てた
一つ流れた 音がした
君はうつむいた顔で自分が小さいと
ただ 泣いているので僕のオモイは


膨らんでいく


鼓動は高鳴るばかりで
コトバが上手く出てこないよ
君のナミダが無事に空へ帰れるように
星型の黄色い風船を 君にあげる




星空を見てた
そう思っていたけど

実は宇宙を見ていたんだよ
星の鼓動を聞いていたんだよ



君のナミダに 風船をつけて
フタリで飛ばしたら
また一つ星が増えるね


何も言う事はできなかったけど
君の手を握った
一緒に僕もナミダが流れた




また一つ星が増えたね。。。




星空を見てた
フタツ流れた
手をつないで黙って宇宙を見てた
ただ 綺麗だと素直に思った

君は笑ってる
君は生きてる
そう 泣いて笑って風船を飛ばして
また 綺麗になって オモイは


膨らんでいく


どれだけ泣いても大丈夫
どれだけ笑っても大丈夫
君は生きてるんだよ 握った手は暖かい
一番大きな風船をあげる

膨らんだ僕のオモイをあげる


君の暖かく打つ鼓動を





胸に耳を押し当てて 感じていたいよ。。。
[PR]
by karasimutard | 2005-04-27 02:40 | ☆手をつなごう

高く積もったオモイの砂

僕はこの世界に 必要なのかな



おびえながら握った 拳の隙間から
砂の様に僕のオモイが こぼれていく


僕がキズつけた人 どうか どうか・・・
謝れなくて ごめんなさい・・・



僕はこの世界を 愛せるのかな



こぼれ続けるオモイの砂は 気付いたら
僕の体を隠す様に 高く積もる


僕がキズつけた人 どうか どうか・・・
もう会えなくて ごめんなさい・・・



大事なコトはいつだって 失いかけて初めて知る
気付いたトキはいつだって もう手遅れで取り戻せない


君をキズつけてしまった 取り返しのつかない一言があって
その一言を 取り戻す事が・・・・・・



できるかな



涙の真ん中 後悔の真ん中
涙の真ん中 後悔の真ん中
高く積もったオモイの砂の真ん中


僕がキズつけた人よ どうか どうか・・・
ありがとう 忘れない


僕はこの世界に必要なのかな
もしそうじゃなかったとしても
僕にはこの世界が必要なんだ
僕がキズつけた人に もう一度・・・


もし 許してもらえなくても もう一度 もう一度・・・



どれだけこの世界を愛したら もう一度会えるかな




もしどこかで 繋がったら


今度こそ・・・

今度こそ・・・

赤い目を擦って・・・

僕がキズつけた人よ どうか どうか・・・





もう一度 会いたい・・・
[PR]
by karasimutard | 2005-04-27 02:40 | ☆手をつなごう

スマイリーピース

風が少し変わった 森の中は混乱していて
太陽が沈みだす 水の色が濁りだしてきて

底が見えないな 
僕も 
君も 
見えないよ




そんなハズはないんだ
きっとホントはみんな
良いヒトなハズなのに
どうして こんな事に

悲しい歌を聴いた
少し涙が流れた
優しい歌を聴いた
もっと涙が流れた


こんな世界の中で
僕は何ができる?
ただみんなが笑って
それだけで良かったのに

悲しい歌を聴いた
少し暖かくなった
優しい歌を聴いた
もっと暖かくなった


君の立場になれば君が正しい
僕の立場になれば僕が正しい
きっとみんな正しいんだと思う
だからこの争いを止められない

そんな僕が 酷く 嫌いになって
だけど だけどさ
僕はただ
ただみんなが楽しくさ
笑っていて欲しいだけなのに

ちょっとだけ 優しくなれれば・・・
ちょっとだけ ヒトを愛せれば・・・
誰かの 不器用な願いも
誰かの 不器用な切なさも


ぎゅっと優しく抱きしめて


スマイリーピース


それだけ ください
僕も 頑張るよ


そんなハズはないんだ
きっとホントはみんな
良いヒトなハズなのに
どうして こんな事に

悲しい歌を聴いたら 涙が・・・
優しい歌を聴いたら 涙が・・・




目が覚めたら・・・・・・




風が少し変わって 森の中は安らいで
太陽が昇りだし 水の色が澄みだしてきて

水が溶け合うように
僕も
君も
笑っていて




そんな世界を 再び・・・
そんな世界を 再び・・・



君が笑えば
世界は君に微笑みかける

世界は意外と
素晴らしいトコロなんだよ



スマイリーピース



それだけ・・・



少し流れた涙に



僕は手を伸ばすよ・・・・・・
[PR]
by karasimutard | 2005-04-18 16:51 | ☆手をつなごう