カテゴリ:☆カギを開けて( 7 )

盗難アジア

朝起きて 仕事をして 帰ってきて 夜眠った
お酒飲んで 忘れてった 今日の事 明日繰り返す

テレビを見た ニュースを見た 見てるフリで 聞き流した
テレビは言う アジアの事 子ども達は 涙も枯れてた

知らない間に大人になった
どうやらなったらしい ムネをはる事はできない

望んだモノとは違う そんな気がしてしょうがない
かと言って望んだモノとは 何だったろうか
大人になるにつれて 何かを盗まれた
追いかけて取り返す 情熱も盗まれた

別に良いんだ 恨んじゃいない だってしょうがないから

果てしない仕返し 意地になって 止まれない
大人のケンカはすごすぎて 街が消えて 子どもは悲しい

朝起きて 仕事をして 眠る前に 考えた
ひょっとしたら盗まれたんじゃ 実はなくて 自分で捨ててた

早く大人になりたかったんだ
近づく度にそれを忘れていたんだ




楽して暮らしたかったんだ 望み通り楽して生きてた
だけどそれは間違いだと やっと気付いたんだ
責任逃れたくて 誰かの所為にしてた
ホントは全て自分自身が やってきた事なのに

誰でもない 盗んじゃいない 僕が忘れてたんだ

追いかけて取り返す 聞き流した事やモノ
繰り返してく日々の中で 情熱を持ち続ける
しょうがないからって言って あきらめちゃいけないんだ
難しいけど大切な事 子どもの頃を忘れるな

だからこそだ 子ども達よ 笑っていてほしんだ
いつか君も大人になる その時に思い出して

大人の部分 子どもの部分 自分の中 両方持ってる
大人の自分 子どもの自分 両方ある それで良いんだ
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by karasimutard | 2005-03-26 05:17 | ☆カギを開けて

ダリの迷宮

老人が自分自身の体を
パズルの中へ閉じ込める
表情は暗くて分からない
どこかでライオンが吼える

良心の呵責に悩まされ
右手が体より巨大
その男の眼から血が流れ
それでも口は笑ってる

時計が溶けてく アメのように溶けてく
アリがむらがって ヒトのカオを作り出す

シュルレアリズム

新しい生命の誕生を
見守る地政学的子供の
影は遠い未来へのびる
爆撃機が嘆いている

ナワトビの少女の行き先
迫り来る影とは逆へ
花束をクビから生やしてる
影は奥へ奥へと迫る

時計が溶けてく アメのように溶けてく
アリがむらがって ヒトのカオを作り出す

シュルレアリズム


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ダリの迷宮へようこそ
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by karasimutard | 2005-03-26 05:16 | ☆カギを開けて

スランプの追い出し方 ~もーまーもーまー~

知らない内に消えてった 大切だったハズのモノ
今がイヤな訳じゃないが 何か足りない感じ
思い出すための歌を探してる

心に穴をあけたまま ヒトの人生が羨ましく思え
ただ甘えて逃げ出したいだけなのに それも認めない

いつしか増えた宝物は キレイで思い出に泣かされ
何でも出来ると思ってた 何にでもなれると信じてた
未だに何者でもない自分を まともに見れやしない


スランプ スランプ もーいいかい
スランプ スランプ 「まーだだよ」


忘れられない夏に恋をした君は今どこ?
僕の中にまだいるのに 上手く見つけられない
君の手をにぎり 高く高く連れて行きたかった

今の僕にはそんな力は残ってない
今の僕を見たら 君はきっと遠い目になるだろう

いつまでも変わらない思いと 変わり続ける事
取り残された気がする いや 自分で歩いてなかった
過去に生きたくて あいまいなまま過ごしてたら


スランプ スランプ もーいいかい
スランプ スランプ 「まーだだよ」


戻れないと知った時には 前進の仕方を忘れてた
このままじゃ何も変わらない 何もできない

いつから僕はこうなった
あの時一番キライだったヤツが 今の自分とそのまま


スランプ スランプ もーいいかい
スランプ スランプ 「まーだだよ」

スランプ スランプ 「まーだだよ」
スランプ スランプ もーいいかい


素直な気持ちを探してるけど コワくてちゃんと見れない
水をあげずに花になろうとしてた

イタイのを覚悟で 心の奥をえぐり出す
全て空っぽにしたいけど 捨てられないオレは
やっぱり何も変わってない

トクイ技は言い訳 ダメなヤツ
イヤだ イヤだ イヤだ 情けない くそぅ・・・・・・


スランプ スランプ もー行くぞ
スランプ スランプ 「まーあせんなよ」

スランプ スランプ 「もーちょっと」
スランプ スランプ まーたそれだ

スランプ スランプ 「まーいいじゃん」
スランプ スランプ もー許してくれ



「そうだな」


「もー少し 弱い自分をさらけ出したら
まーそろそろ お前から離れていってやるよ」
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by karasimutard | 2005-03-26 05:15 | ☆カギを開けて

サンフラワー

寒くも熱くもない部屋の中 長い事一人でここにいる
伸ばした自分の手もその先も 暗すぎて分からない

扉をたたくのは誰?
誰かが部屋に入ろうとしてる
微かに花の匂いがする

静かに触れた手は 優しく暖かくて 
僕は手を引っ込めてしまった

それでも君は笑っていた 
何がおかしいのか理解できなかった
かまわなくて良いから 放っておいてくれと言ってしまった

世界と自分を無視し続けて 長い事迷子になっていた
誰かに道を教えて欲しかった 誰なのか分からない

光をくれるのは君?
僕を外へ連れてってくれるのか?
どうして僕は震えてる?

握り返した手で 近くに引き寄せた
僕の手はまだ震えてたけど

それでも君は笑っていた
君の体温が伝わってきて
願わくばここから 離れないでほしいと祈っていたのに

花が咲いてた 君に付いてった
追いつけないまま 見えなくなってった
花が咲いてた 君は笑っていた
追いかけていった まだ手が届かない

寒くも熱くもない祭壇で 長い事一人でそこにいた
伸ばした手が君に触れるより 君が死んでしまう方が早かった

誰かの為ではなく
誰かが望んでいた訳でもない
まだ微かに花が咲いてる

静かに倒れた手は 優しく冷えてく
僕の手はもう震えていなかった

それでも君は笑っていた
何がおかしいのか理解できないまま
笑わなくて良いから そばにいて欲しいと叫んでいた

花が咲いてた 君は笑っている
笑ったまま 動かなくなったいた
花が咲いてた 君が消えていく
笑った意味が 分からないまま・・・

何度も思い出していた部屋 長い事忘れてた事がある
僕は試しに笑ってみた 笑った後に涙が出てきた

何で笑っていたのか 理解できた気がする・・・
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by karasimutard | 2005-03-26 05:15 | ☆カギを開けて

サヨナラとアリガトウと背中とツバサ

偶然か必然か 今まで出会った人達
手を繋ぎながら 分かり合いながら 手を離しながら
それぞれへ向かい 歩き続けている

それまですぐ横にいた人の顔も
今では後ろ姿しか思い出せないけど
最後に見せた 夢へ向かう背中は カッコ良く見えた

「サヨナラ」も言えないで いなくなったあの人の時は
信じられなかったけど 今回は僕の番になった

しばらく会えないくらい 遠い場所へ向かう
君達からは 僕の背中しか見えないだろう

僕以外の人達に みんなツバサが生えてる
僕以外の人達は みんな輝いて見えるよ
自分はどんな風に見えているのか?

歩き出した僕の後ろ姿は
誰かに何かを感じさせられるのだろうか
最後に見せる背中は 弱くて臆病な自分かも

「サヨナラ」も「アリガトウ」も 寂しくて言えそうもないけど
一つだけ聞かせてくれ 僕の背中にツバサはあるか?

恐くて恐くて泣いた後 もう一度夢を確かめた
ハッキリ感じたオモイ 僕の背中にツバサが見えた

しばらく会えないくらい長い時間かけて
成長するから 今はカッコ悪くても良いかな

振り向かないから 僕からは君達は見えないが
最後に見せる 僕の背中は笑顔でいるよ
「サヨナラ」は言わないが 「アリガトウ」だけ置いていくよ
弱い自分も強い自分も 全て自分だから 
思いきり泣いたり笑ったりしよう

きっとイタイ目も見るだろうけど
頑張るから良いんだ
カッコ悪くても 頑張るから良いんだ

次に会える時 もし誰かの番が来たら
そいつの背中と笑顔を忘れない
もしそいつが君だったら安心して大丈夫
君の背中にツバサが輝いているハズ
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by karasimutard | 2005-03-26 05:14 | ☆カギを開けて

カレー屋サクラメント

カレー屋サクラメントは いつ来てもヒマそうで
昼時でも僕をふくめて2,3人しかいない

就職に失敗したばかりの僕は
「世の中の連中は何も分かってない」って
一人で怒って どこか居場所を探してた

店の隅っこに置いてあるジュークボックスで
いつもいつも同じ曲をリクエストしていた

「この曲好きなの?」って声に振り返ると
店のエプロンをした君が立ってて
「私も好きなの」って君は笑ってた
それが僕らの交わした最初の会話だったんだ

カレー屋サクラメントが いつ来てもヒマなのは
このとんでもなくまずいカレーが原因だと思う

あれから僕は君に毎日会うため
このまずいカレーをガマンしてここに通ってた
少しずつだけど 僕らは仲良くなっていた

ある日僕は勇気を出して君をライブに
誘ったんだ 僕らが好きな曲のバンドのヤツ

「それじゃ明日ね」って声が嬉しくて
君にチケットを一枚渡して
「それじゃまた明日」って僕も笑った
今思えば 君の笑顔は少しぎこちなかった

ヤクソクの日 僕はヒトリでライブを見た
どれだけ待っても 君は来なかった

ラストソングは 僕らの好きな曲だった


カレー屋サクラメントは空っぽになっていた
ヤクソクの次の日に来てみた僕を凍りつかせた

世の中の連中が分かってないんじゃなくて
僕が世の中の事を分かってなかったんだと
その時 初めて なんとなく感じた

店の隅っこに忘れられた迷子の様に
ジュークボックスが寂しそうに佇んでいた

「それじゃ明日ね」って君は笑いながら
どこか遠い所に行ってしまった
「それじゃまた明日」って僕も笑った
それが僕らの交わした最後の会話だったんだ

「あれだけまずいカレーだったんだ つぶれて当然だ」
何度も呟いたけど 涙は止まらなくて

「また明日」って言ったから明日になれば
君は戻って来るんじゃないかって思って
永遠に追いつけない「アシタ」を追って
僕は未だに毎日ここに来てしまう

「また明日」・・・


「マタアシタ」って・・・・・・
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by karasimutard | 2005-03-26 05:13 | ☆カギを開けて

22

アクセルを踏めども踏めども ローギアから動かない
何かにしばりつけられて 上手く前に進めない

このまま進めないまま リバースに入れたらどうなる
後ろ向きに歩くのは 許されない事なんだろうか

今まで色んな事や物 選びながら歩いてた
どこかで間違いに気付き 霞んだ目を凝らしても

気付いた時には選べる 選択肢が見当たらなかった
後ろ側には今まで 選んだモノがこっち見てる

「良いのか? ホントに良いのか?」
間違えそうになる度に そう声をかけてくれてたのに
気付かないフリをして 無視し続けてた

例えばあの時 別の答えを選んでたとしたら
今よりもっと幸せになれてたのかもしれない

時間は戻せないなんて 分かってる それは分かってる
後ろから声が聞こえる 今まで選んだモノ達の

良いのか? ホントに良いのか?
「間違いに気付いたなら 僕達をたどって戻れば良い
ゼロに着いたら そこから再生(リバース)したら良い」



戻れるかな?
「戻れるよ」
たどり着けるかな?
「僕らが見送ってあげる」
また間違えたりしないかな?
「間違えても良いんだよ それに気付いたんなら」
また会えるかな?
「僕らはここで帰りを待ってるよ 再生を始めたらまた会おう」

アクセルを踏んで引きかえす その足も大事な一歩
途中で落としたモノも 拾いながら行けるから

良いんだ ホントに良いんだ
「間違いながら 歩くのがきっと正しい姿
後ろ向きに歩いても 目は前を見ているのだから」

間違いをたどりながら・・・

再生の旅を始めよう・・・

再会をここで待ってるよ・・・
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by karasimutard | 2005-03-26 05:12 | ☆カギを開けて