カテゴリ:☆スパイラルタワー( 4 )

目覚めの一発@7:30

ジリリリリ・・・

ジリリリリ・・・


夢を見ていた 割と長い間
何でも出来た どこへも行けた

翼広げて月を飛び越え
太陽に抱きつくなんてワケもなかった
ただイメージを膨らますだけで
天地創造なんて朝飯前だった

たくさん飛び回ったけど あっという間に一周できた

夢の中の僕 まるで自由人
見たいモノだけ 見続けていた

僕の中に確かにあるモノ
弱くて臆病で醜いボクジシンを
無視してどこかに捨ててきたんだ
夢の中はまさに楽園の様だった

たくさん飛び回ったけど 新しい発見が少ない

声が聞こえるよ 僕を呼ぶ声
うるさい うるさいよ
ほっといてくれないか
眠らせたままにしてくれ


ジリリリリ・・・

ジリリリリ・・・


いつしか僕は 自分が作り上げた
言葉の迷路 迷い疲れて

自分じゃないモノになろうとして
いらないモノまで手を伸ばして欲しがって
そして夢から出られない事に
初めて気付いて途方に暮れて泣いてる

ここには望むモノなんて 全て僕の作り物なのに

声が聞こえるよ 僕を呼ぶ声
どこなの どこにいるの
僕はここにいるのに
誰の姿も見えないよ


すすり泣く声 僕の泣き声
その音に 気付いたのは
他の僕でもなくて
見捨てたハズのボクジシン


弱虫で臆病で醜いボクジシンが
優しく迎えに来てくれた
僕を起こしに来てくれた



ボクジシンが言う・・・・・・「おかえり」
僕自身が言う・・・・・・・・・・・・・・・「ただいま」



ジリリリリ・・・

ジリリリリ・・・

ジリリリリ・・・

ジリリリリ・・・


夢から醒めた 僕の姿はなんて
弱くて臆病 とても醜い姿

そればかりか アゴにはうっすらと
ヒゲまで生えてる だけど僕の姿

嫌いじゃないよ

翼広げて月を飛び越え
太陽に抱きつくイメージはまだ残ってる
うるさく僕を呼ぶ目覚まし時計
もう帰ってきたから大丈夫だよ

たくさん飛び回ったけど 意外と僕の世界は狭くて
外の世界にはまだまだ たくさん知らない事がある

無精ひげを剃って 笑いながらドア開けて
外の風を感じて そして僕の世界を広くしよう


とりあえず目覚めの一発


へっくしょい・・・!


よし


今日も生きてる
[PR]
by karasimutard | 2005-03-26 05:50 | ☆スパイラルタワー

銃声をありがとう

毛虫はさなぎになり
さなぎは蝶になる

さなぎにもなれず僕は
自分を見失い 彷徨っていた

知らない間に弾丸を込めている

叫びながら走り回る
どこまで行っても 見つからない

知らない間に僕の首をしめている


最後はコンニチワ 最初はサヨナラ
知らない間に弾倉はいっぱいになっていた


拳銃をかまえた君
僕の正面に立つ

ゆっくりとしなやかに
君の指先が 引き金をひく

響き渡る銃声を泣きながら


泣きながら僕は耳をかたむけている


あぁ ありがとう
僕を打ち倒してくれて
あぁ ありがとう
僕を助け出してくれて


優しい 優しい 銃声を ありがとう


おやすみ

少し眠るよ

死ぬわけじゃない

少し眠るだけ

またきっと会いましょう

またここで会いましょう


毛虫はさなぎになり
さなぎは蝶になる

薄れ行く意識の中
僕が見たモノは空を舞う蝶

ようやくこれで僕もさなぎになれる




最後はコンニチワ 最初はサヨナラ・・・・・・
[PR]
by karasimutard | 2005-03-26 05:49 | ☆スパイラルタワー

スパイラルタワー

高い高い塔がそびえ立つ
頂上なんて霞んでいてここからじゃよく分からない

切ない夜を何度も向かえてしまうんだ
毎晩夢に思うのは明日笑ってる僕の姿で
悲しい事が多すぎるから
逃げ出したいけど
それじゃダメなんだ って誰かが耳元で囁くんだよ

だから唄を歌った

高い高い塔がそびえ立つ
自分が今何階にいるのかすらよく分からない

言葉なんてどれだけ数を知っていようと
自分の心を偽ってなぐさめなんてできない
安らぎだけを求めてるから
閉じこもりたいけど
それじゃダメなんだって 誰かが耳元で囁くんだよ

だから唄を歌った

なりたい自分や 欲しかった言葉
塔を見上げてみると それはまだまだ高くて
今の自分とのギャップに 気が狂いそうになる
そしてワケもなく ただただ 涙がこぼれるんだよ


高い高い塔がそびえ立つ
涙で前が見えなくて階段が上手く見つからない

何度も同じ事を繰り返してケガしたのに
ただその日の事だけを忘れられないで戦う
体中キズだらけになっても
涙も血も止めずに
それでも大丈夫だよって 誰かが魂を抱きしめるんだよ

だから唄を歌った

そして目を凝らすと 一つ上のフロア
悲しみや不安を オモイ続けた年月が
いつの間にか僕を更に 高い所へと運ぶ
でも頂上なんて まだまだ 上の上の更に上


繰り返し 繰り返し 繰り返し 僕は歌う
悲しんで キズついて 戦って ウタ歌って
そして 気付いたら ビックリするくらい
高くまで来てる自分と 出会うんだよ

繰り返し 繰り返し 繰り返し 涙流し
また暗闇が攻めてきて また苦しみが攻めてきて
そして 気付いたら あの日高く感じた
なりたい自分や 欲しかった言葉と 出会うんだよ


塔の下を 見てみたらさ

今まで戦ってきた僕が

今の僕を支えてくれる

チカラになってくれてるんだよ・・・


そして耳元で囁く誰かや
魂を抱きしめてくれる誰かが
「そっちじゃないよ」って優しく厳しく
僕を塔から落ちないように見守ってくれていて


そしていつか頂上についたら


そこから翼を広げて飛び降りて


この空を



飛ぶんだ・・・
[PR]
by karasimutard | 2005-03-26 05:48 | ☆スパイラルタワー

素晴らしき世界

僕はこう思う事があるんだよ たまにね
「なんて 素晴らしい世界なんだ」ってね

家族がいて 愛する恋人がいる
これ以上 何を望むのかな 自分は

前からこう言ってるんだけど
あんまり反対意見を聞いた事がないんだよ
それって肯定されてるって事なのかな?
僕の事を受け入れてくれるって事なのかな?

すごく 嬉しい

だけどね

僕はね もしかすると
真正面から全否定をされたいのかもしれないな
そんな意見を聞きたいんだ


誰かがこう思ったとしてみよう たとえば
「なんて クソみたいな世界なんだ」ってね

何ひとつ 思い通りにはならず
毎日 どこかで誰かが 死んでしまう

人生を80年だとしたら
僕はまだ半分も生きていないワケなんだけど
もしかしたら今日で8割なのかもしれない
生まれた瞬間にカウントダウンは始まった

すごく 切ない

だからね

僕はね 誰かにね
真正面から全否定をされたいのかもしれないな
ボロボロのゴミになるまでさ


でもね でもね

ボロボロになるまで
もう 二度と 歌なんか歌えないくらい
ボロボロにされてさ
もう 二度と ヒトなんか愛せないくらい

生きる事が 死ぬ事よりツライ事だと思ってもさ

やっぱり僕はこう言うんだ

何度でも
何度でもさ




「なんて素晴らしい世界なんだ」ってね・・・・・・
[PR]
by karasimutard | 2005-03-26 05:48 | ☆スパイラルタワー