小さな旅の果ての遠いフルーツ

夕焼けバスに慌てて乗り込んで
君とでかけた小さな旅は今でも
僕をあたたかい気持ちにさせてくれる





オトナになりたくて背伸びして
ポケットの中はカラだったのに
きっときっと上手く行くって信じてた

未来への不安と恐怖も感じていたけど

小さなフタリの小さな出発を見守っていた
赤く赤く燃える太陽はまるで
見たことないフルーツに見えたんだ

いつか食べてみたいとなんとなく考えてたけど
それはあまりにも

遠く

遠く

遠く・・・・・・


君が線路を歩いて行こうって誘った
僕らは映画のワンシーンをマネして
お互いつなぐ手から勇気を分け合い

未来への不安と恐怖を拭い去ろうとした

小さなフタリの小さな旅路を照らしていた
清く清く微笑む満月はまるで
まだ未熟なフルーツに見えたんだ

いつか食べてやろうとなんとなく考えてたけど
それはあまりにも

遠く

遠く

遠く・・・・・・


月が再び太陽にバトンを渡す頃
僕らはあっけなくオトナに見つかり
それぞれ元の場所へ帰された

これがいかにコドモっぽい旅だったか
僕らは思い知らされる事になった 
不安そうにうなだれる君の手を
ぎゅっと握って勇気を分けようとした

『君を守らなくちゃ』 僕も君から勇気をもらってた





・・・あれから何度も太陽と月が入れ替わり・・・


夕焼けバスに慌てて乗り込んで
君とでかけた小さな旅は今でも
僕をあたたかい気持ちにさせてくれる

相変わらず隣で笑っている君
君の中には芽生えたばかりの小さな命
お互いつなぐ手から勇気を分け合う

『家族を守らなくちゃ』  今も君から勇気をもらってる

あの時遠くに感じていたフルーツは
いつの間にかポケットに入っていた
未来への不安はあるけど怖くはないから

きっとこれから 悲しい事もあるだろうけど
きっときっと僕らは上手く行く

きっとこれから 悲しい事もあるだろうけど
君との小さな旅を思い出したら


こんなにもあたたかい気持ちになるから


君と手をつないでいるのだから・・・・・・


僕らの小さな命が生まれたら


きっとこのフルーツを


みんなで



食べよう・・・
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by karasimutard | 2005-03-26 04:54 | ☆ヒトを繋ぐ
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